育児に悩む人のために [育児全般]
育児ノイローゼというのは、育児によるストレスによって、母親が情緒不安定になってしまう状態のことをいいます。完璧主義者ほど育児ノイローゼになってしまう傾向があるので、肩の力を抜いて育児をしてください。日本には、育児休業制度という法律があり、労働者は申し出ることによって、一定期間育児に専念するための休暇をもらうことができます。
育児ノイローゼ
育児ノイローゼという言葉をよく耳にすると思いますが、一体どのような状態をいうのでしょうか?
育児ノイローゼというのは、育児によるストレスによって、母親が情緒不安定になってしまう状態のことをいいます。
育児は、ストレスが溜まりやすく、本人が気付いていないだけで、既に育児ノイローゼになっている場合もあるでしょう。
育児ノイローゼになると、以下のような症状が現われます。
・元気がない
・無気力
・頭がパニック状態で冷静な思考ができない
・マイナス思考
・不眠症
・摂食障害
・引きこもり
まず、育児によるストレスで、元気がなくなり、いつも無気力な状態が続いてしまいます。
それに、頭がパニック状態なので、冷静な思考ができず、正しい判断ができません。
そして、マイナス思考になってしまい、常に悪いことばかり考えるようになります。
また、不眠症に陥り、十分な睡眠時間を確保できず、体調を崩すことも多いです。
それから、過食や拒食といった摂食障害を起こし、正常な食生活を送ることができない場合もあります。
時には、外に出る意欲がなくなって、引きこもり状態になることもあるでしょう。
育児に疲れたとき
育児に疲れたと感じた時は、どうすればいいのでしょうか?
育児に疲れた時の対処法は、次の通りです。
・完璧を求めない
・自分の時間を作る
・ベビーマッサージをする
子育てに完璧を求めてしまうとストレスが溜まりやすいですし、非常に疲れます。
完璧主義者ほど育児ノイローゼになってしまう傾向があるので、肩の力を抜いて育児をしてください。
100点満点の育児を目指さずに、「80点くらいでもいいや」という気持ちでいると気分が楽になります。
そして、疲れた時は、他の人に協力してもらい、自分の時間を作るようにしてください。
育児は長期戦ですから、旦那さんでも、両親でも、子育て支援施設でも良いので、そういった人たちに子供を預けて、たまには息抜きをすることも大切です。
そうすることで、ストレスを発散し、肉体的にも精神的にも疲れを癒すことができます。
もし、協力を得るのが難しい場合は、子供を早めに寝かせて、自分だけの時間を作るというのも良いでしょう。
また、ベビーマッサージをして、子供とのコミュニケーションを深めるというのも有効です。
ベビーマッサージには、母親と子供の心を癒す効果があります。
育児休業制度
日本には、育児休業制度という法律があり、労働者は申し出ることによって、一定期間育児に専念するための休暇をもらうことができます。
では、一体どのくらいの期間、育児休暇をもらうことができるのでしょうか?
育児休暇の期間は、子供が1歳に達するまでの間なので、誕生日の前日までだと思ってください。
ただし、保育所になかなか入れることができない場合や親御さんが病気や怪我などで育児ができなくなった場合は、1歳6ヶ月に達するまで育児休暇を取ることができます。
育児休暇を希望通り取得するには、1ヶ月前から申請を行わないといけません。
そして、1歳6ヶ月の育児休暇を取得する場合は、休業開始予定日から2週間前に申請をしないといけないことになっています。
育児休暇は本来なら誰でも取得することができますが、まだまだ認知度が低く、会社によっては認めてくれない場合もあるようです。
また、認めてくれたとしても、嫌な顔をされたり、復帰しても居場所がないというケースも少なくありません。
誰もが安心して育児をするためにも、会社側が理解を深める必要があります。
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