お子さんを心配するご両親

ひきこもりにご自分のお子さんがなると、ご両親はまず、ひきこもりになったお子さんの将来について一番心配するとなっています。ですから、ひきこもりになったら、何とか早い段階で学校に戻してあげたいと思うものですが、なかなか両親の思い通りにはならないものです。何が原因なのか聞いても答えず、そればかりか話しかけても名前を呼んでも答えない。そもそも部屋から出てこなくなってしまって、顔も合わせない。そういう状態に途方に暮れる親というのは、あなただけじゃないんです。

子どもがヒキコモリにいたった親御さん達は皆、大なり小なり同様の経験をして、同じような悩みを抱いているはずです。

そういうとき、ご両親は一体何が出来るのでしょう？

きっと、大半の親御さんたちは、何も出来ない自分に愕然としていることでしょう。そして、自分では子どもの心を開く事は出来ないと思っているかもしれません。

一体、何故、こんなことになってしまったのかと、そういったことばかり考えている方もいらっしゃるかもしれませんね。でも、子どものひきこもりを解決するのに最も大切なのは両親との関わりであるということを知っているでしょうか。

引きこもり（本人や家族ではどうにもならないのであれね、行政サービスや専門家を利用するのもいいかもしれません）の子供（電車などで泣き喚かれるといらいらすることも多いかもしれません）の殆どは、両親に対しての信頼が失われているなんです。

ですので、親はまず、子供の信頼を取り戻す必要があるのです。その為にも、返事はなくても声をかける。答えがなかったとしても話しかける。

理解を示して、自分が味方だっていうことを態度で理解してもらう。子どもが安心することができる環境・家庭を作る事、最初にそういったところから初めてみて下さいね。

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