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ひきこもりスパイラル! [ひきこもり]

ひきこもり。正直言っていいイメージはありません。ひきこもりとは、「長期に渡って自宅や自室に閉じこもり、社会活動に参加しない状態が続くこと」です。ひきこもりに、お子さんがなってしまうと、ご両親としては心配で仕方なくて、ちょっとでも早く通常の生活(ささいなことの積み重ねですが、疎かにしているとある日大変なことになるかもしれません)に戻ることができるよう、学校に行けるよう・・・とそればかり考えてしまいやすいと思います。

ですから、多くの場合、始めのうちには、「学校でなにかあったのか」とか、「何か嫌な事があったのか」、或は、「まさかイジメられているのか」と子どもに詰問的に質問する保護者の方が多いようです。

言うまでもないことですが、万が一にでもイジメなどが存在した場合には、学校に連絡を取って適切な処置を求める事になるでしょうし、それが解決すれば引きこもり(自室や家から出ない状態が長く続くことですが、それでもネット環境の整った昨今では社会との関わりを持てないわけではありません)も治るだろうと考えるでしょうね。

しかし、ほとんどの場合、お子様たちはそういうことを語らないのです。むしろ、何を聞いても答えないことのほうが多いですからす。

すると、はじめに下手に出て話を聞こうとしていた両親も、段々に「ただ甘えているだけ」「ただ怠けているだけ」と考えるようになって、今度は親として叱って矯正しようとする方が多くなるようです。

顔を合わせるたびに「学校に行け」といい、場合によってはしつこく問い詰めたり批判したりしてしまう。そうなるとまずいスパイラルに入ります。

親としては教育のつもりであっても、それがひきこもり(長期間、自宅や自室から出ることができず、家族以外の人との直接的な接触がほとんどない状態をいいます)を助長させてしまうことだと言えると思います。

誰にだって一歩外へ出れば嫌なことがありますが、それ以上に楽しい事も沢山あるのではないでしょうか。それでも引きこもってしまうのは、それ程外にイヤな事があるという事なんでしょうか。ですから、始めにその事を理解しなければならないのです。
タグ:ひきこもり
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