不妊治療で妊娠できる確率 [不妊治療]
不妊治療ですか。体外受精などの特殊な不妊治療を除く、一般不妊治療で妊娠できる確率は、治療を始めてから2年以内で50パーセント弱くらいといわれていますね。
もちろん、それぞれの病院や患者の年齢などによっても、妊娠できる確率には差があるでしょう。
男性側にも女性側にも不妊の傾向がない場合、1生理周期当たりの妊娠する確率は15~30パーセントくらいだと言われています。
一方、人工授精の場合は5~10パーセントくらいです。
排卵誘発剤を併せて使用した場合には、10~20パーセントくらいになりますから、少し妊娠の確率が上がるでしょう。
タイミング療法や人工授精などの一般不妊治療で、約2年の間に成果が得られなかった場合には、高度生殖医療に進む夫婦も少なくありません。
体外受精の場合、妊娠する確率は胚移植1回当たり約26パーセント、顕微授精の場合は約22パーセントだといわれています。
しかし、流産の可能性が自然妊娠よりも高いため、出産率は体外受精で約16パーセント、顕微授精で約13パーセントという厳しい数字になっているのです。
では自然妊娠はどうかというと、いわゆる命中日に仲良くして、確率は25%ぐらいといいます。
まあそうして考えてみると、不妊治療によって画期的に数字が上がるわけではないんですね。
にもかかわらず、過酷な治療がある。
それでも、子宝に恵まれたいという一心ですから、高齢出産をとやかく言う人はいるのですが、自己責任でがんばっているんだから他人がどうこう言うことではないと思います。
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